おはようございます! fxpapaです。
えっと、ついに、と言いますか、やっぱりとと言いますか、デモ口座がクラッシュしました〜 ^^;
ナンピンEAを13個も動かしていましたからね。
無理もありませんね。
でも、かなり無理なトレードも見れましたから、個人的にはプラスです。
ナンピンEAの振り返り
数か月ではありましたが、リアル口座では到底許容し難いハイリスク運用をしてきました。ハイリスク運用だったからこそ、ギャンブルで一山当てるかのように一日に25万円の利益を得るときもあれば、ナンピンポジションを積み上げながらじっと耐え忍ぶ期間もありました。
最終的には、2つのEAが抱えた含み損が爆発して口座はクラッシュ。それ以外は、確かに含み損はあったものの許容範囲内でした。
言い訳ですが、今回のストップアウト一番手は、まだテストし切れていない状態のバージョンのときに、大量の含み損を抱えてしまったEAが持っていたポジションでした。
要は、運用が悪かったのですね。
未熟バージョンはその後、改良版バージョンに置き換えはしましたが、その時すでに遅し。既に2.0ロット以上のロングポジションを抱えたまま対策されることなく含み損を拡大していっていたので、まあ運が良ければ何とかなるかな〜と思っていましたが案の定ダメダメでした。
今回も同様に、口座全損のリスクを抱えるナンピン戦略ですが、個人的には、この先もナンピンを否定するつもりはありません。言えるのは、使い方が非常に難しい、ということです。
一見すると安定した右肩上がりの収益曲線を描くナンピン戦略は、安定して利益を得られるように見えますが、実際には極めてデリケートです。EAでは単純計算して次のナンピンエントリはここ!と決めてトレードしていますが、実際には値動きに応じたナンピンの取り方が重要です。
過去の値動きから計算する方法もあるのでしょうが、一番分かりやすいと思うのが1時間足の変わり目を起点にナンピンするかどうかの判断を入れることかもしれません。合わせて、MAやボリバン、ピボットなどを活用してフィルタするとより精度が上がるかもしれません。
跳ね返りを期待してナンピンポジションを取り、期待通りなら含み損分は相殺してプラス決済。跳ね返りが期待できなさそうならナンピンポジションを取らない、若しくはポジションを追加してしまっていたら、ナンピンポジションだけ損切り(だったら全部損切りかな)、なんて変則的な動きを基本機能に取り込めると、延々に含み損ポジションとストレスを抱えたままの生活から脱却できるのでは・・・と思います。
と書きながらも、ナンピンしないEAのフォワードテストは進めています。
運用報告(2018年2月12日〜6月27日)
リアルタイム収益曲線 (Myfxbook)
この口座の最後の記念に、クラッシュした収益(損失!)曲線の静的画像を貼り付けておきます。ナンピン系EAのバックテストの末にクラッシュするあの直角がフォワードテストでも見ることができました。
運用条件
当デモ口座フォワードテストの運用条件です。この運用は昨日をもって終了です。
資金 | 100万円スタート (2018/2/12〜6/27) |
口座 | AXIORY スタンダード(デモ口座) |
レバレッジ | 400倍 |
自作EA 1号v2 | EUR/USD(M5) 初期ロット0.01 lot EUR/GBP(M5) 初期ロット0.01 lot |
FXPP_EA002 | EUR/GBP(M15) 初期ロット0.01 lot USD/JPY(M15) 初期ロット0.01 lot GBP/USD(M15) 初期ロット0.01 lot EUR/JPY(M15) 初期ロット0.01 lot |
FXPP_EA003 v2.00b2 |
GBP/USD, EUR/GBP, USD/JPY, USD/CAD, USD/CHF, GBP/CHF, EUR/CHF, GBP/CAD
(M15) 初期ロット1.0 |
FXPP_EA004 | EUR/GBP(M15) 初期ロット0.01 lot EUR/JPY(M15) 初期ロット0.01 lot NZD/USD(M15) 初期ロット0.01 lot AUD/USD(M15) 初期ロット0.01 lot |
FXPP_EA004 GBPUSD edition |
GBP/USD(M15) 初期ロット0.01 lot |
FXPP_EA005 EURJPY edition |
EUR/JPY(M15) 初期ロット0.01 lot |
FXPP_EA006 GBPUSD edition |
GBP/USD(M15) 初期ロット0.01 lot |
で、仕切り直しです。
先日から記事に上げていた、マルチ通貨トレードに対応したEA の開発を、時間の合間を縫って進めています。
フォワードテストも順調です。
そうそうに記事に上げたいと思います。
先日の記事「複数の通貨ペアを同時にバックテストする方法!」でも書きましたが、一度のバックテストでは一種類の通貨ペアに対してのテストしかできないことが分かっているのですが、ReportManagerを使用して、複数のバックテストの結果を一つのレポートにマージできることは分かりました。
でも、8つのバックテスト結果をマージしようとしたときに、マージ結果が出力されない不幸に見舞われています。7つのバックテストを使う分には問題なく出力されるんですよね…
あまりここにこだわっても仕方ないのですが、レポート出力はどうしても必要なので、同じ不幸に見舞われている方のためにも、後日、続報はお伝えしたいと思います。
それから、自作EAの配布も考えたいと思います。fx-onさんに出品しているバージョンとは差がついてしまうとは思いますが、使っていただける方がいるならせっかくなので使っていただき、EA の改善にも繋げていければと思います。
それから、お名前.com デスクトップクラウド for FXの試用を始めてみましたよ!
さっそく、MT4を動かす準備をしてみました。Windows なので少し手入れが必要でした。ご興味がある方はご覧ください。
お名前.com デスクトップクラウド for FX の試用を始めました
なお、FXPP_EA003はリアル口座では、複数通貨ペアに対して運用し始めました。新規で開設したAXIORY の NANOスプレッド口座を利用しています。どんだけ最少額スタートできるかな〜と考え、3万円ちょっとから運用開始しました。この額の根拠は、個人差はありますが、放置して忘れていられる額、でした、自分にとっては。
で、実際にAXIORYのNANOスプレッド口座を利用してみて思ったこと。
めちゃめちゃスプレッドが狭い!リアル口座でもデモ口座と同様にユーロドルはゼロスプレッドのタイミングがあります。すばらしいです。手数料はエントリ時に乗ってしまいますが、スタンダード口座のスプレッドと比べても若干お得です。お得さを過去に記事にしていたことを思い出しました。ご参考にどうぞ。
Axiory ナノスプレッド口座の最挟スプレッドがすごかった!
これはオススメです。口座開設の方法は以下のページでご紹介していますので、ぜひ開設してみてください。
あとは、MT4を動かすマシンのスペック次第で、NANOスプレッドを有効活用できるのではないかと思います。
また、自作EAとしては、引き続き新しいEA の開発は進めていて、並行してネタ探しも続けています。
次のEAの検討も進めていますので、また改めてご報告致します。
みんなのMT4(fx-on)
fx-on さんでもフォワードテストの進捗状況を公開しています。「みんなのMT4」を使っています。以下のリンクから本フォワードテストの詳細情報をご覧頂けます。
自作EA 1号v1のご紹介
フォワードテストでは運用に入れていませんが、自作EA 1号v1の紹介ページを作ってみました。宜しければご覧ください。
ちなみに、自作EA 1号v1 をベースとしたポンドドル専用EA が、4月19日より、fx-on さんで販売中です。現在は、この値動きなのでダンマリですが…
また、このEA で1999年からのヒストリカルデータでバックテストした setファイルも公開していますので、合わせてご利用ください。
それでは、本日もがんばりましょう!