マイナスから始まるFXトレード その6

マイナスから始まるFXトレード その5 では、EA が公開されている海外フォーラム巡りをしながら、24時間の連続稼働ができる自動売買環境をどうやって作るか考えるお話を綴りました。

さて、今の時代、一般のサラリーマンにとっても、24時間連続稼動ができる自動売買の環境を手に入れることは難しいことではありません。むしろ、家族に文句を言われずに、自宅でPCを24時間稼働させる方がはるかに難しいです(我が家比)。

それを実現してくれるのが、VPS サービスです。

VPS とは、Virtual Private Server の略で、ざっくりと言えば、クラウドに自分専用のサーバを OS 丸ごと借りることができるサービスです。ホームページスペースを一部借りる共用サーバとは異なり、そのサーバすべてを自分専用に使えることが特徴です。

共用サーバの容量貸しと VPS との大きな違いは、容量を自由に使える以外に、自動売買に必要な仕組みや機能を、自分のトレードスタイルやネットへの接続方法、接続環境に応じて作り、使えるという大きなメリットがあります。また、自宅置きPC 環境との大きな違いは、停電を気にする必要がない、自宅近辺のネットの混雑、メンテなどによる通信障害を気にしなくて良い、というメリットも挙げられるでしょう。上手に VPS の会社を選べは、コストも抑えつつ、早い回線、安定したサーバ環境をえる事が可能です。

要は、これは自由度が非常に高いことを意味しますが、その反面、外部からの攻撃やマルウェアによる侵入対策(セキュリティ対策)、データ消失の対策(バックアップ対策)、サーバ起動不能時の対応方法の確立(運用手順)など、運用者自身がカバーしなければならないことがたくさんあります。良いことずくめではないことは肝に銘じておく必要があるでしょう。現に私も、先日、サーバ起動不能に陥り、復旧に半日を要したことがありました。Windows、Linux に限らず、そういった障害発生後に、いかに短期間で復旧させられるかも、安定した運用を続けるためにはマストです(なお、VPS 選びについては、別途お伝えしようと思います)。

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で、話を戻しまして、私にとって、VPS サービスは趣味としがらみで続けていたホームページの運用基盤として、共用タイプのレンタルサーバからServersMan@VPS に変更していました。しがらみのほうからは、運用費用をいただくことはできないので、できるだけ安価な VPS で、という理由で選びました。

スペックは…既に引越ししてしまいましたのでうろ覚えですが、CPUは3コアか4コア、メモリは2GB、HDDは100GBだったと思います。これで月額1,000円弱。すごく良さそうに見えますよね。でも、仮想基盤のCPUが貧弱なのか、他の仮想サーバとのリソースシェアがあるのか、結論から言うと、イマイチでした。

もともと動かしていたのは、CentOS の上に Apache + mysql の WordPress と、メールサーバとして Postfix 、Dovecot とその他諸々。この時から、あまりパフォーマンスは良くないな、と思いながらも、24時間動かす想定の MetaTrader 稼働環境として選んだのは、デスクトップ環境として Xfce、Windows エミュレータではお馴染みの wine、そしてリモート操作用に TigerVNC Server です。

そして、いよいよ、MetaTrader の起動。terminal.exe をダブルクリックして画面が開き、口座情報を入力してログインも完了。チャートを4、5枚開いても、とりあえずは動いているように見えます。試しに、BUY_LIMIT をエントリして指値が入ること、またそのキャンセルも正しくできています。このまま、安定して動いてくれ「たら」、24時間連続稼動が可能な自動売買基盤として活躍してくれるはずです。

また、これまでに、SoeHoe のフォーラムでは良さそうな EA を見つけて、自分なりの味付けをしたものをバックテスト済みでしたので、バックテスト通りに好成績を出すことができ「れば」、強力な収入基盤となり、トレード人生のマイナス分を取り戻す、ひいては、一財産を築き上げることができる収入基盤となりえると、ひとえに期待が膨らみました。もう、ワクワクが止まりませんよね。

こうして、期待の EA を稼働させるのでした。

 

マイナスから始まるFXトレード その7

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